家賃収入を狙う方法は、現金貯蓄より投資効果が高い

 定年後もサラリーマンの平均年収(約420万円)以上が安定して得られるのであれば、定年退職後も安心して暮らせます。そんな目標から逆算した投資計画を立てることが必要です。ローン完済後、60歳から80歳まで年収500万円の家賃収入が得られれば、通算家賃収入は1億円になります。

 ここでは、35歳のサラリーマンが老後に通算家賃収入1億円を得る方法をシミュレーションします。現金で1億円を貯める方法と比較した場合、この方法で通算家賃収入が1億円を得ることができれば、原資である年間予算100万円を24年間支払った総額の2400万円に初期費用300万円を加えた合計2700万円に対し投資効果も約4倍になるため、効果は高いと言えるでしょう。