日経平均は勢いよく上昇、2万2,000円台乗せ

 先週末9月13日(金)の日経平均終値は2万1,988円となり、前週末終値(2万1,199円)比でも789円高と大きく上昇しました。この日の取引時間中には2万2,000円台に乗せる場面も見られました。

 日経平均はここ2週間ほどの短い間に2万1,000円台から2万1,500円台、そして2万2,000円台へと、ポンポンポーンと株価水準を切り上げてきたことになりますが、とりわけ先週に見せた上昇の勢いは印象的です。前回のレポートでも2万1,500円超えまでの上昇は見込んでいたものの、さすがに2万2,000円台トライまでは想定できていませんでした。

■(図1)日経平均(日足)の動き(2019年9月13日取引終了時点)

出所:MARKETSPEEDⅡを元に筆者作成

 足元の相場の勢いについては、上の日足チャート(図1)のローソク足の並びを見ても明らかです。

 先週末13日(金)までの日経平均が9連騰になっている他、株価水準も直近高値(7月25日の2万1,823円)を超えています。次の目標となるのは、2万2,000円台乗せの定着と、その先にある4月24日の高値(2万2,362円)になりますが、そこから先は年初来高値の更新エリアに突入することになります。