兜神社の都市伝説を取材
「兜神社」は証券関係者が朝、昼、夕方を問わず参拝している!?
東京証券取引所(とうしょう)のすぐ近くにある商業の神様「兜神社(かぶとじんじゃ)」。これが証券界の守り神とされる兜神社で、小さな神社ですが、朝、昼、夕方を問わず証券関係者が参拝しているのだそう。今回、この都市伝説を確認すべく、16時くらいに「兜神社」へ行ってみると…いました!
びしっとスーツを着こなした証券マン風の男性が3~4名!
場が開く朝と、場が終えた帰りの日に2回参拝している証券マンも多いそうですが、神様へ「取引がうまくいきますように」と願掛けしているのでしょうか…。参拝後は足早に去っていきました。
「兜神社」は、江戸時代に魚河岸に出入りする漁民などの信仰を集めていたといわれます。東京株式取引所の設立(明治11年)にともない、取引所が氏子総代となり、証券界から信仰を集めるようになりました。現在の社殿は昭和46年に建てられたもの。祭神=倉稲魂命(うかのみたまのみこと、稲荷神の別名)、合祀(ごうし)の神=大国主命(おおくにぬしのみこと、大黒様)、事代主命(ことしろぬしのみこと、恵比寿様)。
境内に安置されている兜岩は諸説あるものの、由来には「前九年の役(1050年)のころ、源義家が東征のみぎり、岩に兜を懸けて戦勝を祈願したことから、この岩を兜岩(かぶといわ)と呼ぶようになった」とあります。
お守り授与は東京証券取引所にて受付を。