低リスクで株主優待を受けられる方法がある?

株主優待は各企業の決算日における株主が対象となるケースが一般的(例えば3月決算なら3月31日時点の株主を対象)です。また企業によっては、決算日以外にも基準日を設け(3月31日と9月30日など)、それぞれの時点での株主を株主優待の対象としていることもあります。

いずれにしろ、決算日ないし基準日の時点で株主である必要があります。

しかし、上記で述べたように株主優待が欲しいからといって下降トレンドの銘柄を持ち続けることは危険ですし、かといって決算日の直前に買って直後に売ろうとすると、決算日直後に権利落ち(配当金や株主優待を受け取る権利がなくなること)により株価が大きく下がることが多いため株主優待の金銭的価値を超える損失が生じてしまう可能性が高まります。

そこで、できるだけ低リスクで株主優待の権利を得る方法として信用取引の売りを活用する方法があります。リスクゼロとはいきませんが、株主優待欲しさに下降トレンドにある現物株を持ち続けるよりははるかに低いリスクで済みます。これについては以前のコラムで詳しく説明しておりますのでそちらをご覧ください。

信用売り(空売り)を使った株価変動リスクゼロの株主優待獲得法とは