連休中の注目イベントは無難に消化
続いて、連休中の注目イベントについてもチェックしています。具体的には米国の経済指標やFOMC(米連邦公開市場委員会)、企業決算をはじめ、中国PMI(購買担当者景気指数)、米中閣僚級協議の北京ラウンドなど多くのイベントがありましたが、イベントの結果と市場の反応を下の図にざっくりとまとめました。
■(図3)連休中のイベント結果と市場の反応
イベント | イベント結果 | 相場の反応 |
---|---|---|
米GDP(国内総生産) | ◎ | ◎ |
中国PMI | × | △ |
企業決算 | Google:× Apple:○ |
Google:× Apple:◎ |
米ISM景況感指数 (製造業) |
× | △ |
米FOMC | △ | △→× |
米中閣僚級協議(北京) | △ | ○→△ |
米雇用統計 | 〇 | ○ |
個々の結果と市場の反応は強弱入り混じっていますが、全体的には目立ったネガティブサプライズはなく、これらのイベント通過を受けて米株市場はS&P500 やNASDAQが史上最高値を更新する相場地合いを続けていました。NYダウはまだ最高値を更新できていないものの、高値圏水準での推移となっていました(下の図4と図5)。