※本記事は2019年3月22日に公開したものです。
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債券のメリットは?
債券には大きく3つのメリットがあります。
他の投資商品と比べて、安全性が高いことが大きなメリット。債券の値段が満期までの間に債券市場で変動しても、額面金額が償還(返却)されるため、募集時に買って満期まで保有すれば元本割れがほとんどありません。加えて、利付債の場合、債券を持っている間は、固定金利タイプなら、あらかじめ約束した利息をもらうことができます。
次に収益性が挙げられます。利率をチェックしましょう。日本の国債の場合、預貯金や定期預金と比べると利率がよかった時期もありましたが、現在は超低金利時代のため、あまり変わりません。
割引債の場合、額面金額より安い値段で購入した場合、この差額が償還日に利益となります。これを償還差益といいます。利付債の場合も、既発債を中途で額面より安い値段で買うことができれば、償還差益を受け取ることができます。
そして、個人向け国債や新窓販国債は償還日前でも売ることができるため、流動性があることも挙げられます。
ただし、国債は頻繁に売買する商品ではありません。満期まで保有するつもりで購入し、利息を受け取るほうが得策です。
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次は、債券のデメリット、リスクは?について、解説します。
■知識ゼロからの投資・債券入門講座 01 債券って、何? 02 債券はどんな種類がある? 05 債券のメリットは? |