債券の中途解約はできるの？売ることはできるの？～債券入門講座08

※本記事は2019年3月22日に公開したものです。

「投資ってどんなもの？」「投資って難しそうで私にはムリ」と考えている投資未経験者や初心者の人のため、トウシルでは「知識ゼロ」でも理解できる「債券入門講座」がスタート！

債券の中途解約はできるの？売ることはできるの？

　個人の債券投資は、償還日（満期）まで保有することが原則で、途中で売ることはオススメしません。ですが、個人向け国債、新窓販国債、社債も償還日前に換金することができます。

個人向け国債

　個人向け国債は発行後1年経過しているという条件を満たしていれば国に買い取ってもらえます。ただし中途解約すると、直前2回分の利子（税引前）相当額×0.79685が差し引かれます。

新窓販国債

　新窓販国債を中途解約するときは、債券市場で売ることになります。ただし、売却損が出ることがあります。

社債

　社債を途中換金する場合は、債券市場で売ることになります。そのため、買った値段より市場価格が上がっていれば利益を得られますが、下がっていれば売却損が出てしまいます。

　次は、債券投資、チェックすべき情報は？について、解説します。

■知識ゼロからの投資・債券入門講座 01　債券って、何？ 02　債券の分類は？ 03　債券は、どこで、どうやって買えるの？ 04　債券は、いくらでどんな人が買える？　コストは？ 05　債券のメリットは？ 06　債券のデメリット、リスクは？ 07　債券は、どう選ぶ？ポイントは？ 08　債券の中途解約はできるの？売ることはできるの？ 09　債券投資、チェックすべき情報は？