アルファベット

 

 アルファベットは再びしっかりした決算を出せるようになっています。2018年第4四半期決算はEPSが予想10.91ドルに対し10.95ドル(*ただし一時益を除く)、売上高が予想389.1億ドルに対し392.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+21.5%でした。

 グーグル・プロパティーズ売上高は270.2億ドル(前年同期は222.4億ドル)でした。

 グーグル・ネットワーク・メンバー・プロパティー売上高は56.1億ドル(前年同期は49.9億ドル)でした。

 アザー・ベッツ売上高は1.54億ドル(前年同期は1.31億ドル)でした。

 グーグル営業利益は97億ドル(前年同期は85.95億ドル)でした。

 アザー・ベッツ営業利益は-13.3億ドル(前年同期は-7.48億ドル)でした。

 ペイド・クリックは前年同期比+66%、前期比+22%でした。

 コスト・パー・クリックは前年同期比-29%、前期比-9%でした。

 グーグル・ネットワーク・メンバー・プロパティーにおけるインプレッション数は、前年同期比+7%、前期比+7%でした。

 グーグル・ネットワーク・メンバー・プロパティーにおけるコスト・パー・インプレッションは前年同期比+5%、前期比+7%でした。

 広告売上高に占めるTAC(トラフィック・アクイジション・コスト)は23%(前年同期は24%)でした。

 営業キャッシュフローは129.9億ドルでした。

 フリー・キャッシュフローは59.1億ドルでした。

 FAANGの中ではフェイスブックに次いで安定感のある決算だと思います。

 

*今期のGAAP EPSは12.77ドルでしたが、これは12.52億ドルの非流通債券に絡むペーパー・ゲインを一時益として計上しています。