ネットフリックス
ネットフリックスは決算の数字自体はとっちらかっていますが、投資家はサブスクライバー数の伸びだけを見ているので、その面では期待に応えていると思います。
2018年第4四半期決算はEPSが予想24セントに対し30セント、売上高が予想42.1億ドルに対し41.9億ドル、売上高成長率は前年同期比+27.4%でした。
ストリーミング・ペイド・サブスクライバー数は、ガイダンス760万人に対し880万人と増加しました。ペイド・サブスクライバー数は+26%の1.393億人でした。
第1四半期のEPSは予想86セントに対し新ガイダンス56セントが提示されました。売上高は予想46.1億ドルに対し新ガイダンス44.94億ドルが提示されました。
第1四半期のペイド・サブスクライバー数は+890万人の増加を見込んでいます。うち米国は160万人、海外は730万人を見込んでいます。アナリスト予想は800万人です。
2019年の営業マージン・ガイダンスは不変の13%、フリー・キャッシュフローは2018年とほぼ同じを見込んでいます。注目点としてはウォルト・ディズニーや上述のアップルのようにストリーミング・サービスへの参入を狙っている企業が多いということです。競争が激化した場合、ドラマ制作費用の高騰などで同社の経営が圧迫されるリスクがあります。