ユーロ/ドル:今夜ECB会合。まさか利上げやめる?

 今日は、2019年最初のECB(欧州中央銀行)会合が開かれます。ECBは、昨年12月に債券買い入れの緩和政策を終了し、今年9月頃には利上げを実施すると考えられています。

 しかし、最近の欧州の経済指標は弱く、たとえばドイツは景気後退入りするともいわれています。今夜のドラギ総裁は慎重姿勢をさらに強めて、年内の利上げ見送るを示唆する可能性もありえます。

 悪いデータを認識しても、そのうえでECBが政策を維持するか、それとも利上げ時期を後退させるかで意見がわかれています。後者ならユーロの売り材料となるでしょう。

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24日:ECB会合、欧州PMI など

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◎天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
​また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。