第3回・楽天証券ファンドアワード最優秀ファンド賞授賞式

 楽天証券のお客さま約2万7,000人の投票で選ばれる中立性と実用性の高い「第3回・楽天証券ファンドアワード」。先日、国内および海外の株・債券など8つのカテゴリで選考された最優秀ファンド8本の授賞式を行いました。

 この楽天証券ファンドアワードの授賞式は、楽天証券社長・楠雄治が、受賞ファンドの運用会社を直接訪問する「出前」式で、クリスタル・トロフィーをお渡ししました。

 これを記念し、海外債券部門の最優秀ファンドを受賞した運用会社の三菱UFJ国際投信の乾登専務、松尾勝常務と、楠が特別対談しました。

最優秀ファンド賞受賞!記念対談

海外債券部門:三菱UFJ/AMPグローバル・インフラ債券ファンド<為替ヘッジなし>(毎月決算型)[愛称:世界のいしずえ]

三菱UFJ国際投信:乾登専務、松尾勝常務

 受賞おめでとうございます。「世界のいしずえ」は、お客さまに安定的に買っていただいている投信という印象です。

「世界のいしずえ」は、世界のインフラ関連企業が発行する米ドル建て債券を実質的な主要投資対象としているため、安定した利回りを出すことができており、不透明な相場の中でも不安感の少ないファンドと言えますね。

乾登専務 当社の商品の中でも「世界のいしずえ」は、相場が不透明なときでも比較的コンスタントに売れています。

松尾勝常務 ここ1~2年のようなリスク性資産の右肩上がりの相場展開が期待できない不透明な環境の中では、当社としては、「積み立て」を利用した資産形成にも力を入れていきたいと考えています。

乾登専務 それはもう、これから資産形成を始めるお客さまにもぜひ利用していただきたいですね。

投資教育の現状について語る乾登専務(右)

松尾勝常務 一方で、右肩上がりの相場を前提とし、同じ角度で上がるのであれば、ボラティリティーが高いものを選んだ方が、低いものよりも高い積み立て効果が得られます。

 そうですね。その理屈をお客さまに理解していただくためには、投資教育の場を設けていく必要があります。マーケットが悪くなるとやめてしまうお客さまも少なくないですから。個人の心理としてはわかりますが……。

乾登専務 マーケットが悪いときだからこそ「たくさん買える」と思っていただければいいのですが、まだその理屈が浸透していないですね。ただ企業は早足でDB(確定給付型年金)からDC(確定拠出型年金)へ切り替えています。その意味では会社員は投資教育の場が用意されていると言えるでしょう。

「積み立てにも力を入れていきたい」と語る松尾勝常務

松尾勝常務 DC教育の場へ出向く機会も増えているのですが、現状では投資対象として「預金」を選ぶ人が6割くらいいます。投資教育が浸透してくれば、比率も変わると思います。

 投資の本質を知らないから避けて預金を選んでしまう。最初の頃は預金でもいいのですが、それだけではもったいないので、資金の一部を投信に振り替えて、投資のすごさを肌で感じていただきたいと考えています。

乾登専務 おっしゃる通りですね。

楽天証券社長・楠雄治から、「楽天証券ファンドアワード」のクリスタル・トロフィーを受け取る松尾勝常務(右)

松尾勝常務 いずれ世代交代して投資を身近に感じている人たちが増えてくれば、投資の世界も変わると期待しています。

乾登専務 当社はまた国内にとどまらず、マレーシアなどアジア市場も見据えて挑戦していきます。アジア債券の取り扱いは国内のアセット会社の中では一番強いと言えますね。

 マレーシアは投資の残高が十数兆円あるのです。日本に比べれば小さいですが、発展途上にある国としては大きい。なぜかと言えば、公的年金制度が弱いために確定拠出年金が普及しているからです。

乾登専務 アジアの国々は急激に成長してきたので社会保障は不十分ですから、自分で年金を作るという意識が強いのでしょう。

 社会保障関係のニーズは高いです。

乾登専務 そこで御社と組んで新しい挑戦ができればいいですね。

昨年に引き続き、海外債券部門で連続受賞となりました

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