選挙でトルコが注目される

 トルコでは6月24日に大統領選挙と議会選挙が行われます。下馬評ではエルドアン大統領ならびに彼の政党、公正発展党(AKP)が勝つだろうと言われています。しかし、場合によっては決選投票までもつれ込む可能性もあります。

 今回の選挙は当初の予定より1年半繰り上げられて実施されます。エルドアン大統領が急いでいる理由は(トルコ経済がおかしくなる前に選挙を済ませておきたい)という計算があるからです。

エルドアン、長期政権確保へ

 今回の選挙に先立つ国民投票で憲法が一部改正され、新ルールが6月24日から施行されることになります。それによると今回の選挙での勝者は二期、すなわち2028年まで大統領を務めることができるようになります。

 すでにエルドアンは2003年から首相を務めており、これまで通算三選されています。その間、ちょうどロシアのプーチン大統領が行ったように大統領と首相の権限を巧みに操ることで長期に渡りトルコに君臨してきました。