ビットコインETF上場の試みが再始動する?
2017年、ビットコイン先物がCBOE(シカゴ・オプション取引所)ならびにCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場された際、「ビットコインETFの承認が近いのではないか?」という期待からビットコインが急騰しました。
しかしビットコインETFは承認されず、17件の上場申請のほぼ全てが却下、もしくは自主的に取り下げられました。つまりビットコインETF上場の試みは振り出しに戻ったのです。
しかし、それは「ビットコインETFの夢が消えた」ことを意味しません。それどころか、ある時点で、再びビットコインETF上場申請が再提出される可能性があると思います。
そこで今日はそれを説明したいと思います。
ビットコインETFについて
ビットコインはこれを書いている2018年5月15日現在、時価総額で世界最大(1,508億ドル)の仮想通貨です。
次にETFとは、エクスチェンジ・トレーデッド・ファンドの略で上場型株式投信を指します。わかりやすい言い方に直せば「投信なのだけれど、あたかも普通の株のようにニューヨーク証券取引所などで売り買いされているファンド」です。