ROA(総資産利益率)とは、企業がどれだけ効率よく『資産』を回して、どのくらい利益を生み出しているかを示す指標のこと。利益の部分は、営業利益を当てはめれば本業の効率性と収益性が分かり、経常利益を当てはめれば、すべての事業活動の効率性・収益性が分かります。
鉄鋼や電力、鉄道など、大規模な設備や機械が必要な産業は、ROAが低くなる傾向がある一方で、IT企業のようにそれほど設備を必要としない産業は、ROAが高くなる傾向があります。
[ROA計算式]
利益÷資産×100
もしくは、売上高営業利益率×総資本回転率×100