不動産投資信託とは、投資家から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する商品のこと。米国発祥の投資商品で、英語でREIT(リート/Real Estate Investment Trustの略)といいます。日本で上場しているREITはJapanのJを付け「J-REIT(ジェイ・リート)」と呼ばれています。
不動産投資法人がREITを販売して投資家から資金を集め、マンションやオフィスビル、商業施設など複数の賃貸不動産に投資します。不動産の賃貸収入や売却収入での利益を、投資家に分配します。
投資家はREITを通じて、直接投資するより少額で、間接的に複数の不動産のオーナーになることができます。また、不動産のプロが物件を調達・運用するため、個人で不動産投資するより、リスクを軽減することができるというメリットもあります。