昨日(2015年9月7日)の動向
7日のマーケットは米国がレーバーデーで休場のため、新規の取引材料に乏しく全体的に小動きでした。
ドル円は東京時間午前に118.80円まで売られる局面がありましたが、その後は徐々に値を戻し、119.59円まで回復しました。結局これが昨日のレンジになりました。
一方ユーロ円は、133円をはさんだもみあいが続きました。夕方発表された7月ドイツ鉱工業生産が前月比0.7%上昇と市場予想(1.1%上昇)を下回ったことで132.63円まで下落しましたがその後は値を戻して133.35円の高値をつけています。
豪ドル/円は東京時間午前に82.19円まで売られた後はすぐ反転して、83.09円の高値をつけました。その後は動意に欠けた動きが続きました。
2015年9月7日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 118.957 | 119.592 | 118.801 | 119.278 |
ユーロ/円 | 132.711 | 133.357 | 132.634 | 133.218 |
豪ドル/円 | 82.228 | 83.091 | 82.193 | 82.597 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年9月8日)の展望
【米ドル/円】
金曜日の米雇用統計はFOMCの9月利上げを確信させるに至らず、また昨夜は米国市場が休場だったこともあって動きにくい展開が続きそうです。上値は120円台を回復できるかどうかがポイントになると思います。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 120.20 | 121.20 | 118.50 | 116.10 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロドルは、金曜日、昨日と1.1200を上抜けしようと試みましたが失敗しています。このレベルを越えることができるなら、ユーロ円も135円台復帰のチャンスがでてくるのではないでしょうか。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 133.70 | 136.40 | 131.25 | 130.25 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル、豪米ドル/円は頭の重い展開です。明日発表の豪8月失業率、そしてRBNZ(NZ準備銀行)の政策金利発表が材料になると思います。引き続き中国株価の動向も注視したいと思います。
中国政府は、7日1年以上保有の株の配当の所得税免除や「サーキットブレーカー」制度の導入を決めるなど、株価安定対策を打ち出したことが、豪ドル/円にも影響を与える可能性があります。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 84.40 | 87.40 | 80.95 | 79.95 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年9月8日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年9月8日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 18:00 | (欧)4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比) | 0.3% | 0.3% |
★★★ | 18:00 | 4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比) | 1.2% | 1.2% |
★★ | 4:00 | (米)8月米労働市場情勢指数(LMCI) | 1.5 | 1.1 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します