2023年11月の保有投資信託~騰落率ベスト10

 2023年11月1~30日までに、新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。

 NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、[つみたてNISA]で購入できるもの、[iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)]で購入できるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!

*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。

1位:iFreeレバレッジ FANG+    

 騰落率:27.83%    

どんなファンド?:日々の基準価額の値動きがNYSE FANG+指数(米ドルベース)の2倍程度となるように運用を行う投資信託です。為替ヘッジありです。

 組み入れ銘柄は、アップル、Amazon.com、メタプラットフォームズ(Facebook・Instagramなど)、アルファベット(Google・YouTubeなど)、ネットフリックス、エヌビディア(半導体大手)、テスラ、マイクロソフト、ブロードコム(半導体大手)、スノーフレイク(データクラウド)などです。

まつのすけコメント:NYSE FANG+指数は10銘柄に等金額で投資するのが特徴のインデックスで、数十~数百銘柄への分散投資が多い投資信託としては、ユニークな投信となっています。GAFAM+エヌビディア+テスラの「マグニフィセント・セブン」、その他3銘柄への集中投資が可能です。

2位:楽天レバレッジNASDAQ-100(レバナス

騰落率:22.89%    

どんなファンド?:日々の基準価額の値動きがNASDAQ-100指数(米ドルベース)の2倍程度となることを目指している投資信託です。組み入れ上位銘柄は、アップル、マイクロソフト、Amazon.com、エヌビディア、メタプラットフォームズ、ブロードコム、アルファベットです。

まつのすけコメント:情報技術のテクノロジー企業を中心とした100銘柄に分散投資可能です。為替ヘッジありなので、円高のダメージはありませんが、日米金利差の分はマイナスとなります。インフレ率がこのまま低下に向かうと、FRB(米連邦準備制度理事会)の最後の利上げは結果的に7月となった可能性があります。金利がピークアウトしたら、来年春にかけては上昇を期待できると考えています。

3位:iFreeレバレッジNASDAQ 次世代50

騰落率:22.51%    

どんなファンド?:組み入れ上位銘柄は、ROPER TECHNOLOGIES(米国の制御機器メーカー大手)、コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(英国を拠点とする消費者製品企業)、シー・ディー・ダブリュー(米国、英国、Harp Issuer、SPLUNK 、カナダを中心とするITソリューション企業)、モンゴDB、テイクツー・インタラクティブ(ゲーム関連企業)、トラクター・サプライ(米国の農村生活用品の小売企業)、ベリサイン(インターネットインフラに特化した企業) です。    

まつのすけコメント:日々の基準価額の値動きがNASDAQ Q-50指数(米ドルベース)の2倍程度となることを目指している投資信託です。為替ヘッジがあり、為替の影響は受けません。将来的にNASDAQ-100への組み入れが見込まれる50社で構成されている中小型のグロース米国に投資するレバレッジ投信です。金利がこのまま低下すると、中小型株のキャッチアップも期待できます。

4位:iFreeレバレッジ S&P500

騰落率:18.22%    

どんなファンド?:日々の基準価額の値動きがS&P500(米ドルベース)の2倍程度となることを目指している投資信託です。

 組み入れ上位銘柄は、マイクロソフト、アップル、Amazon.com、エヌビディア、アルファベット、テスラ、メタプラットフォームズ、バークシャー・ハサウェイ(投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットが会長兼CEOを務める機関投資家)、ユナイテッドヘルス・グループ(ヘルスケア製品や医療保険サービスの大手)です。

まつのすけコメント:為替ヘッジ付きとなり、有名な株価指数であるS&P500の値動きに対して、日々2倍となるのが基本です。米国を代表する企業に分散投資でき、NASDAQ-100よりも幅広い業種をカバーしています。リスクを抑えたい場合は、NASDAQよりS&P500が無難だと思います。

5位:<購入・換金手数料なし>ニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株

騰落率:15.49%    

どんなファンド?:米国上場の主要な半導体関連30銘柄で構成されている株価指数のSOX指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投信です。

 組み入れ上位銘柄は、インテル、ブロードコム、AMD、テキサス・インスツルメンツ・インコーポレーテッド(半導体大手)、エヌビディア、マイクロン・テクノロジー(半導体製造の多国籍企業)、クアルコム(移動体通信の通信技術および半導体の設計開発企業)、台湾セミコンダクター(TSMC)、KLA(半導体大手)、ASMLホールディングです。

まつのすけコメント:「フィラデルフィア半導体株指数」とも呼ばれている指数のインデックス投信です。為替ヘッジは行わないので、米ドルに対して、円安になると基準価額にプラスになり、逆に円高になるとマイナスになります。ハイリスク・ハイリターンの傾向があり、いわゆるコア&サテライトのサテライト部分として妙味がある投資信託です。

6位以下はこちら

6位:iFreeNEXT FANG+インデックス[つみたてNISA]

7位:iTrust ロボ

8位:ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジあり

9位:サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし

10位:グローバルAIファンド(為替ヘッジあり