6位:コメダHD(3543)

権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:2,708円(2023年7月5日終値)
配当利回り:1.92%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で1,000円分の自社電子マネー
その他条件:2月末時点の株主で3年以上継続保有かつ300株以上保有の場合1,000円分増
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 第6位は「コメダ珈琲店」を運営するコメダHD。

 8月・2月末に100株以上保有で一律に、株主優待用プリペイドカード「KOMECA」に1,000円分の電子マネーがチャージされます。

 同社も値上げの浸透やコロナ明けで夜間営業が復活したこともあり、2024年2月期は2期連続の最高益更新予想。株価も上場来高値(株式を上場後につけた最高値)を更新するほど値上がりしています。

 同社は利益率の高いフランチャイズ方式で店舗を拡大しており、増配や自社株買いなど株主還元に積極的な点も大きな魅力といえるでしょう。

7位:高島屋(8233)

権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:1,968.5円(2023年7月5日終値)
配当利回り:1.31%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で株主優待カード(10%割引)
その他条件:100株以上500株未満の株主は買い物限度額30万円、500株以上は限度額なし
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 第7位は百貨店の高島屋です。

 8月・2月末に100株以上保有で、店舗や高島屋オンラインストアでの買い物が10%割引になる株主優待カードが贈呈されます。

 100株保有の場合の利用限度額は買い物30万円まで。現金だけでなく、全国百貨店共通商品券やタカシマヤカードでの支払いも割引対象になります。

 また、高島屋各店で開催される有料文化催に無料で入場できる特典も人気です。

 同社をはじめとした百貨店業界はコロナの移動制限解除で客足が増えた2023年2月期に業績が急回復。高島屋の株価もコロナ禍でどん底だった2020年の安値から3倍近くも上昇しています。

 今後も、爆買いが期待できる中国人観光客の本格的な増加や、2023年の日本株上昇で潤った富裕層の高額消費に期待できるため、さらなる業績拡大や株価の上昇が続きそうです。

 百貨店株は、まさに2022~2023年にかけての株主優待株の筆頭「勝ち組」銘柄といえるでしょう。

8位:コジマ(7513)

権利付き最終月:8月[貸借銘柄]
株価:596円(2023年7月5日終値)
配当利回り:2.35%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で1枚、500株以上で3枚、1,000株以上で5枚、3,000株以上で15枚、5,000株以上で20枚の買い物優待券(1,000円)
その他条件:1年以上2年未満継続保有の株主には1枚、2年以上継続保有は2枚追加。自社店舗・通販で合計1,000円(税込)以上の商品購入に利用可(一部限定品除く)
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 第8位は家電量販店のコジマ。

 8月末に100株保有で、買い物券1,000円分が贈呈されます。1年以上の長期保有で1,000円分、2年以上なら2,000円分の買い物券が追加贈呈されます。

 買い物券は親会社のビックカメラやその傘下のソフマップの各店舗(通信販売は除く)でも使えます。

 同社は郊外型店舗が多く、コロナ禍の白物家電特需のはく落などで業績停滞が続いていますが、今後は太陽光発電や住宅リフォームなど住宅設備事業が新規の成長分野になりそうです。

9位:西松屋チェーン(7545)

権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:1,620円(2023年7月5日終値)
配当利回り:1.60%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で1,000円分、500株以上で3,000円分、1,000株以上で5,000円分の買い物カード。2月のみ、100株以上で500円分、500株以上で1,000円分、1,000株以上で3,000円分、3,000株以上で4,000円分、5,000株以上で5,000円分の買い物カード
その他条件:2月のみ、3年以上、100株以上を継続保有した株主のみに追加贈呈
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 第9位は乳幼児向け製品の格安販売を行う西松屋チェーンです。同社の優待権利確定日は8月20日(日)のため、今期の優待権利付き最終日は8月16日(水)になります。

 8月・2月末に100株保有で、プリペイドカード方式の優待カードに1,000円分がチャージされます。

 同社も店舗数増加やプール用品など季節商品の需要増で、2024年2月期は大幅な増収増益を見込んでいます。

 また、岸田政権が掲げる子育て支援という国策の恩恵を受ける銘柄ということもあり、株価も2023年に入って前年比8%以上上昇しています。

10位:明光ネットワークジャパン(4668)

権利付き最終月:8月[貸借銘柄]
株価:656円(2023年7月5日終値)
配当利回り:3.36%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で500円分、500株以上で1,000円分、1,000株以上で1,500円分のクオカード
その他条件:3年以上継続保有の場合1,000円増
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 第10位は小中高向け個別指導の学習塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパン。

 8月末に100株保有で、500円分のクオカードが贈られます。3年以上継続保有すると、1,500円分に増額されます。

 同社はコロナ禍で業績が悪化したものの、現在はコロナ明けで対面授業の復活が進み、業績回復中です。株価も2021年以降、緩やかですが、底打ち反転上昇しています。

 配当利回りが3%を超える高配当株としても有名なので、長期保有して株価のさらなる回復を待つのもいいかもしれません。