マイクロソフト

 マイクロソフト(ティッカーシンボル:MSFT)の第2四半期(12月期)決算はEPSが予想$2.32に対し$2.48、売上高が予想508億ドルに対し517.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+20.1%でした。

 全般的に無難な内容でしたが、ややサイクルのピークをつけた印象を与えました。

 部門別売上高と前年同期比成長率は下記の通り:

プロダクティビティ&ビジネスプロセス 159億ドル +19%
インテリジェント・クラウド 183億ドル +26%
モア・パーソナル・コンピューティング 175億ドル +15%

 粗利益は348億ドルでした。これは前年同期比+20%でした。

 グロスマージンは67%でした。

 営業利益は222億ドルでした。これは前年同期比+24%でした。

 営業マージンは43%でした。

 コマーシャル・ブッキングス成長率は前年同期比+37%でした。

 コマーシャル残存パフォーマンス義務は1,470億ドルでした。前年同期は1,120億ドルでした。前期は1,370億ドルでした。

 マイクロソフトクラウド売上高は221億ドルでした。前年同期は167億ドルでした。

 営業キャッシュフローは144.8億ドル、前年同期比+16%でした。

 フリー・キャッシュフローは86.2億ドル、前年同期比+3%でした。

 アンアーンド・レベニューは367.7億ドルでした。前年同期は333.9億ドル、前期は410.5億ドルでした。

 第3四半期の売上高に関しカンファレンスコールで以下のガイダンスが示されました。

プロダクティビティ&ビジネスプロセス部門 156億~158.5億ドル
インテリジェント・クラウド部門 187.5億~190億ドル
モア・パーソナル・コンピューティング部門 141.5億~144.5億ドル

 これらを合計すると第3四半期売上高は485億~493億ドルになります。コンセンサス予想は482億ドルでした。