ランキング上位の銘柄について、最近の動向を確認!

カーニバル(CCL)

出所:楽天証券ウェブサイトより(直近3カ月間日足チャート)

 カーニバル(CCL)は米国を代表する豪華客船の運航会社のひとつであり、若年層のカップルやファミリーをターゲットにしています。

 新型コロナウイルスの影響によるクルーズ船の運航停止が続いていたことから、2021年度第2四半期決算(3~5月)の純損失は2021年度第1四半期決算の19億ドルからさらに悪化し、21億ドルに達しました。

 同社は現在、95%の顧客にワクチン接種済みであることを条件に、7月より米国の港からの一部運航を再開しました。残りの5%は、主に12歳以下でワクチン接種できない子供の乗船を認めますが、事前・乗船当日・クルーズ中・下船前のPCR検査の実施が求められます。

ニオ(NIO)

出所:楽天証券ウェブサイトより(直近3カ月間日足チャート)

 ニオ(NIO)は中国の新興電気自動車(EV)メーカーで、中国語は「上海蔚来汽車」、中国版テスラとも呼ばれています。

 2014年11月に設立され、2017年12月に量産モデルとなるプレミアムSUV「ES8」の発売を発表し、2018年9月に設立からわずか4年足らずでニューヨーク証券取引所への上場を果たしました。

 同社は、2021年8月の納車台数が前年同月比48.3%増の5,880台と発表し、1~8月の合計が前年同期比2.6倍の5万5,767台となりました。中国国内で新型コロナ感染の再拡大により、8月の生産台数に影響がでましたが、新規受注台数が好調で過去最多を記録しました。

 中国政府によるネット大手や一部教育ビジネスの締め付けが続く中、再生可能エネルギーの有望性に、改めて投資家の目が向けられています。

インフォシス・テクノロジーズ(INFY)

出所:楽天証券ウェブサイトより(直近3カ月間日足チャート)

 インフォシス・テクノロジーズ(INFY)はインドのITコンサルティング・ソフトウェア企業であり、1981年に設立され、現時点では世界46カ国に事業を展開し、顧客に次世代デジタルサービスおよびコンサルティングを提供しています。

 同社の売上高の60%は北米地域からのもので、売上高全体に占める対金融企業相手の割合は30%にものぼります。

 米国の経済成長を背景に、同社の業績も好調で、売上高と純利益が右肩上がりの成長を遂げ、年2回の配当も増配傾向があり、今後の成長が期待されます。