2021年6月中に買った&売った銘柄

 ポイント投資で保有している銘柄のうち、6月中に売ったり、ポイントで買い足したりした銘柄とその理由を解説します!

売った銘柄

 好成績の欄で解説した株式以外で売却した銘柄は以下のとおりです。

【株式】ソフトバンクグループ (9984)

 調整後のリバウンド狙いで購入しましたが、反落して買値を割りそうになったので、微益撤退しました。NAV(Net Asset Valueの略。ここでは時価純資産の意味)の観点では割安なので、下降トレンドが終了したら再び購入を検討します。

【株式】野村ホールディングス (8604)

【株式】三菱UFJ フィナンシャルG (8306)

 6月中旬からチャートが崩れ始めてしまいました。6~10月の日本株は軟調な傾向があり、大型株は市況に引きずられる恐れがあることから、安全第一で損切りしました。監視銘柄のリストには入れており、機を見て再購入を検討します。

【株式】ユナイテッドアローズ (7606)

【株式】TOKYO BASE (3415)

【株式】グリーンズ (6547)

 尊敬しているカリスマ投資家の夕凪さんが、トウシルのインタビュー記事で注目銘柄に上げており、調べたところよさそうだったので購入。しっかりとトータルで利益を出せました。夕凪さん、ありがとうございます。

【株式】ティーライフ (3172)

 7月が権利確定日の銘柄で、好業績を発表したのに、なぜか材料出尽くしとなって下落していたので、落ち着いたところで購入。購入後に上昇し、再び停滞したところで利益確定しました。ただ、その後さらに上昇…。そのまま持っておけばタラレバになってしまいました。

【株式】ミクシィ (2121)

 株価がしばらくの横ばいを経て、※25日移動平均線を突破した良い形状だったので購入し、長い上ヒゲ→大陰線が出たタイミングで利益確定しました。

※25日移動平均線とは…一定期間の株価の平均値で、計測する期間によって、短期線、中期線、長期線があります。25日移動平均線は短期線のうちの1つ。短期的な市場動向を予測する際によく用いられます。

参考記事: なぜ株投資で失敗を繰り返すのか?成功者が「25日移動平均線」にこだわる理由

【株式】INPEX (1605)

【株式】ビックカメラ (3048)

【株式】魚力 (7596)

【株式】ヒガシトゥエンティワン (9029)

 INPEXは堅調な株価推移が続いていたからという順張り(株価が上昇している最中に新規に買う)、魚力・ビックカメラは株主優待先回り(優待品を受け取る権利が確定する日に向かって株価が上昇するため、上昇前に買っておき、上昇したら権利確定日前に売る→優待品はもらわない)、ヒガシトゥエンティワンは成長性の観点で購入しましたが、買った後に株価が下落したところで振り落とされてしまい、結果的には波に乗れなかった格好となりました。

買った銘柄

 これまで述べたもの以外で購入した銘柄について解説します。

【ETF】 NF NASDAQ 100連動(1545)

【ETF】NFNY ダウ(1546)

【ETF】 上場米国株式 S&P500 (1547)

 6月は米国株が堅調な推移で、上昇トレンドに回帰した感があり、個人的には日本株の新規購入銘柄が、なかなか相場のリズムと合わず、流れに乗れずに撤退を繰り返す展開となりました。

 過去数十年の平均では7月の米国株は堅調な傾向にあります。余剰キャッシュが増えてきてしまったので、その分で、S&P500、NASDAQ-100、NYダウ30に連動するETFを購入しました。

 ただし、長らく株価上昇が続いており、一時的な調整の懸念があるので、金額は控えめ(3銘柄合計で約30万円)で、反落するようならいち早く撤退します。

【株式】ブルボン (2208)

 ブルボンはTOPIX(東証株価指数)や日経平均株価と全く相関していない時期も多く、市況が不安定な時期に選択肢となる銘柄です。チャートが右肩上がりの傾向となっており、9月が株主優待の権利確定日だったので、余剰キャッシュを遊ばせない趣旨で購入しました。

 大きな株価上昇は期待できないと思いますが、数%でも取れればいいと思っています。こちらもバイ&ホールドの予定はなく、相場が堅調方面に回帰したら市況敏感株にシフトし、崩れ始めたら撤退します。

【投信】netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)

 S&P500のグロース株・バリュー株の相対株価は毎日チェックしており、6月上旬に底打ち(グロース優位への回帰)の兆しが見られたので、主にハイテク株に投資するアクティブ投信を購入。主要インデックスファンドと比較すると、長年にわたって良好なパフォーマンスとなっています。

 組入上位銘柄はアルファベット(Google)、マイクロソフト、アマゾン、ペイパル、ビザ、マーベル・テクノロジー、アドビ、エヌビディア、フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシズ、ワークデイなど、テクノロジーの発展により恩恵を受ける米国企業への投資先がメインのファンドです。