2:目標株価の設定は「過去の高値」を参考に

 景気敏感株や割安株の場合、成長株のように業績が年々伸びるというわけではないことと、将来の利益予想が景気次第で大きくぶれるので、目標株価の設定は難しいものです。

 割安株であれば、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)の変化を見て、割安度が解消されたら売却(例えばPER20倍以上、PBR1倍以上)、ということもできますが、景気敏感株ではPERが高い中を株価が上昇することが多いのです。

 したがって、筆者が景気敏感株や割安株の目標株価を設定するときには、過去の株価チャート(特に月足のチャート)を見て判断します。

 景気敏感株や割安株の場合、2018年前後、2015年前後、2006年前後に高値を付けている銘柄が多く、もしそれらの中で2006年高値が最も高く、次いで2015年高値、2018年高値となっている場合は、まず2018年高値が目標株価となります。それをクリアしたら次は2015年高値が目標株価、というように目標株価を順に高くしていきます。

 そして、株価が短期間に上昇して目標株価に到達した場合は、利益確保のため保有株の一部を売却することを検討します。上昇スピードがそれほど速くない場合は売却しないこともあります。