短期トレード失敗を回避する、アーリーシグナルを見落とすな!

 短期トレードは、ポジションを建てた矢先から、すぐに利が乗り始めるのが当たり前です。もし、買い建てて5日くらい経っても利が乗っていないのなら、あなたがやっていることは、どこか間違っているかもしれないと疑ってみると良いと思います。

 もし、株価が上昇トレンドを割り込んだ場合、あるいは自分の買い値より8%以上下がった場合、躊躇(ちゅうちょ)せず、その銘柄は切りましょう。手じまいは、早ければ早いほど良いのです。

 短期トレードは、そもそも上昇トレンドのきれいさに惚(ほ)れて投資するわけなので、トレンド・ラインを割り込んだら、買い根拠が消えてしまったことを意味します。

 また、自分の保有している銘柄だけでなく、マーケット全体が弱気相場に入り、それが原因で買い値より8%以上やられてしまった場合も、損切りするのがいいでしょう。なお、そのケースでは、(割安な今のうちに!)という、はやる気持ちを抑えて、まず市場全体が上向きになるまで休み、少し頭を冷やした方が良いでしょう。