今週の指標:NYダウ平均株価

 高値圏でのもみあいとなっています。

 今週も引き続き、長期金利の上昇が注目となります。長期金利の上昇はハイテク株のコストに影響し、ハイテク株を売って債券への乗り換えが繰り返されると、さらなるハイテク株売りへとつながります。

 ナスダックのチャートは、三尊天井を作っての売り転換となって、すでに22日に25日移動平均線を割り込んでおり、「調整入り」を示しています。さらに100日移動平均線を完全に下回れば、さらに下げが加速化し、そうなるとNYダウも一段安となってきます。1月29日の2万9,856ドルを守れるかどうかが注目となります。