今週の指標:ドル/円

 今週はバイデン次期大統領の大型経済対策発表で、長期金利が上昇し、ドル買い・円売り材料となります。一方で新型コロナの再拡大で、ワクチン接種の期待よりも景気減速懸念が根強く、金融緩和の長期化観測がさらなるドル高を抑制するとみられています。個人消費の動きが経済の弱さを鮮明にすれば、長期金利は反落し、ドル売り要因となるため、今週のドルは伸び悩みとなりそうです。