6割以上の人が「消費」から「投資」へ

 最も多かった回答は「株式投資」で26.7%、次いで「預貯金」が15.8%、「投資信託の購入」15.0%、「投資信託の積立」14.9%という結果になりました。「株式投資」「投資信託の購入」「投資信託の積立」「その他の投資」の回答数を足し合わせると、実に全体の6割もの人が使わなかったお金を「投資」に回していたことが分かりました。

 日頃から投資情報に敏感なトウシル読者ならではの結果ともいえそうですが、ともあれ、コロナ自粛で余ったお金を投資に回している人が約6割というのは、興味深いところです。

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 このアンケート調査を裏付けるように、楽天証券によると、新たに投資信託の積み立てを始める「積立デビュー者」の人数がここ数カ月で増えているとのこと。また、すでに投信積立をしている人のうち、毎月の積立額を増額する人が増える傾向も見られるようです。コロナ禍を機にお金の使い方を見直し、消費に消えていたお金を、将来の資産形成のために使う人が増えてきているといえるかもしれません。