為替の影響を受けにくい新興株市場への注目度が高まる
日本株は引き続き為替市場の動向に注意が必要となりますが、しばらくは為替の影響を受けにくいとされる新興株市場への注目度が高まると思われます。
■(図4)東証マザーズ指数(日足)の動き(2020年8月7日取引終了時点)
マザーズ指数は上値のブレイクラインを上抜けてきました。25日移動平均線も超えてきた他、今週は個人投資家からの人気の高い新興株市場銘柄の決算も多く予定されています。また、6月26日の直近高値(1,067p)をトライできるかも注目されます。
したがって、今週の日経平均も上値が重たいながらも堅調さを維持していくというのがメインシナリオとなりますが、その堅調さの裏で着実に上値のエネルギーが弱まっており、本格的な上昇には新たな買い材料の登場が待たれるところです。