各種コモディティ銘柄の主要生産国で、大きな規模の患者数の増減が起きている
以下は、患者数が増加した国における、各種コモディティ(商品)銘柄の生産シェアの順位です。
図:患者数が増加した国における、各種コモディティ(商品)の生産シェアの順位
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出所:USGS、GFMS、BP、FAOのデータより筆者作成
米国、インド、ブラジルなど、各コモディティ(商品)の生産シェアが高い国があります。また、南アフリカ、メキシコ、ペルーなどの複数の金属関連のコモディティ(消費)の生産上位国もあります。
一方、以下は、患者数が減少した国における、各種コモディティ(商品)銘柄の生産シェアの順位です。
図:患者数が減少した国における、各種コモディティ(商品)の生産シェアの順位
![](/mwimgs/f/2/-/img_f278153507d5be5ab7dc6533cfaceb5747377.png)
出所:USGS、GFMS、BP、FAOのデータより筆者作成
ロシアとカナダといった、金属から原油、農産物まで幅広い分野で生産シェアが上位の国があります。また、銅の生産上位国が複数あります。
患者数が増加した国、減少した国それぞれの、各コモディティ(商品)の生産シェアを差し引きすると、感染者数の増減が、各コモディティ銘柄の生産に、どのように影響する可能性があるかが、見えてきます。