(今週の指標)NYダウ平均株価

 先週前半は6日続伸してきたナスダックが利益確定売りとなり、経済活動の再開見通しに不透明感が強まり、パウエル議長が景気の先行きに強い懸念を示し、米中関係の悪化も懸念されたことで、NYダウは3日間の大幅続落となりました。

 5月14日(木)には、一時▲458ドルの2万2,789ドルまで下落しましたが、原油価格の反発で切り返し+377ドルの2万3,625ドルとなりました。週末は大きく下げたあと+60ドルの2万3,685ドルで引けました。米国株は、NYダウが4月下旬以降のレンジを下ブレしていますので要注意です。

 当面は、経済活動の再開が徐々に拡大することや、FRB(米連邦準備制度理事会)による強力な金融支援、トランプ大統領の第4弾追加救済策への期待が相場を下支えするものの、第2波のコロナウイルス感染拡大懸念や米中関係の悪化が上値を抑える可能性があります。

 先週のチャートの動きは、ザラ場で5月14日に2万2,789ドルと4月24日の2万2,941ドルを切っており下値を試す動きがでています。