本日の注目通貨
ドル/円:今週のレンジ予想:106.85円から108.37円
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ユーロ/ドル インプライド ボラティリティ(2019年5月~2020年4月)
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ユーロ/ドル リスク・リバーサル(2019年5月~2020年4月)
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R/Rは、ユーロ安を予想。
欧州連合(EU)は先週23日、テレビによる首脳会議(サミット)を開き、経済対策について話し合いました。焦点は債務の相互化を目的としたEU共通債券の発行、通称「コロナボンド」。新型コロナウイルスによる甚大な被害からの経済復興のための資金として、イタリアやスペインの「南ブロック」やフランスなど9カ国が発行を提案しています。
しかし借金の肩代わりを嫌う「北ブロック」のドイツ、オランダは反対。今回も会議は物別れに終わりました。次回会合は6月18日。この期に及んでもまだ団結できない欧州と、米国に比べてその決定スピードの遅さに投資家は失望。ユーロ売りが強まっています。
ダウ平均と日経平均の推移(2019年5月~2020年4月)
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先週のNY株式市場では主要3指数がそろって下落。
週間ではダウ平均が▲1.93%、S&P500が▲1.32%、ナスダックが▲0.18%。年初来ではダウ平均が▲16.69%、S&P500が▲12.0%、ナスダックが▲3.77%。
NY金先物とNY原油先物の推移(2019年5月~2020年4月)
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先週4月21日のNY原油先物市場で、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物価格(5月限)が一時1バレル=▲40.32ドルまで下げる歴史的暴落。史上初のマイナス価格をつけました。
原油先物市場の流動性は現在も低く、荒い値動きが継続。価格反転が持続するためには一段の減産に加え需給好転が必須。OPEC+は緊急会合を開きましたが追加減産は合意できていません。
ドイツ、欧州、製造業・サービス業PMI
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ユーロ/円はユーロ安。先週24日に115.54円まで下落して2017年以来の安値を更新。欧州経済は急速かつ大幅に悪化欧州の重要な景気先行指数PMI(購買担当者景気指数)の4月速報値は衝撃的な内容でした。
新型コロナウイルス 世界の感染者数
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トルコとイランの感染者数が中国を上回っています。新型コロナウイルス感染拡大による新興国経済崩壊がマーケットの次のテーマになるでしょう。