クロロックス(CLX)

(1)収益性

 2018年6月期利益率(税引前継続事業利益):17.2% 

 2019年6月期利益率(税引前継続事業利益):16.5%

※出所:Annual Reportより楽天証券作成

(2)予想配当利回り

 2020年6月期:2.4% 

※出所:ブルームバーグ市場コンセンサス(2020年4月6日取得)、4月3日終値より算出

(3)バリュエーション

 予想PER:27.7倍 

※出所:ブルームバーグ市場コンセンサス(2020年4月6日取得)、4月3日終値より算出

 クロロックスは、住居汚れの拭き取りシートやゴミ袋などを展開しています。コロナウイルス感染防止策を背景にした需要増加と、原油価格下落の恩恵を受けるメーカーと考えられます。

 日本では馴染みがありませんが、米国ではどのドラッグストアでも見かけるブランドと言ってよいでしょう。

 バリュエーションの水準を見る限り既に高く評価されていますが、感染拡大が続く限り物色されやすい銘柄とみられます。

クロロックスの売上高構成比(2019年6月期)

  • クリーニング:34%・・・住居汚れの拭き取りシート、住居用洗剤など
  • ハウスホールド:30%・・・ゴミ袋、ラップ、コンテナ容器など
  • ライフスタイル:20%・・・ドレッシング、ソース、飲料用ろ過フィルターなど
  • インターナショナル:16%・・・南米、カナダ、アジアなどの売上

※出所:Annual Reportより楽天証券作成