24カ月移動平均線(約2万2,000円水準)で下げ止まれるか
■(図2)日経平均(日足)の動き その2(2020年2月21日取引終了時点)
![](/mwimgs/2/c/-/img_2c21c7f30cc04710afd0e5e28c9f808879254.jpg)
このまま下げ足を早めてしまえば、上の図のように中期的なトレンドも「トリプル・トップ」の形成が意識されます。つまり、「下げ加速」ボタンが押されてしまうと、チャートの形が下落トレンド入りを強めてしまうことになるわけです。
■(図3)日経平均(月足)の動き(2020年2月21日取引終了時点)
![](/mwimgs/8/d/-/img_8d35362d94f5e9860d277c97fc83128998177.png)
この場合、目先のポイントは月足チャートの24カ月移動平均線で下げ止まれるかどうかになります。上の図3を見ると、過去の日経平均が24カ月移動平均線を下回ったところでは、下げ足が早まるか、しばらく低迷が続いていたことが分かります。先週末時点の24カ月移動平均線は大体2万2,000円の水準です。