マイクロソフト(MSFT)

出所:トムソン・ロイター(現地8月16日まで過去1年間)

 3位はマイクロソフト(MSFT)です。今年に入って綺麗な右肩上がりのチャートが続いていますが、今回の下落局面でもそれほど下がっていない印象です。前述の通りマイクロソフトについては買いが売りの3倍近く入っておりますので、この銘柄については特に、強気派が多い状況となっているようです。

マスターカード(MA)

出所:トムソン・ロイター(現地8月16日まで過去1年間)

 4位に入ったのはクレジットカード大手のマスターカード(MA)です。北欧の決済サービス企業の法人サービス事業を買収するというニュースもありましたが、こちらもマイクロソフト(MSFT)と同様に、株価が綺麗な右肩上がりのチャートとなる中で、押し目買いが入ったようです。

ビザ(V)

出所:トムソン・ロイター(現地8月16日まで過去1年間)

 5位はビザ(V)です。こちらは4位のマスターカード(MA)の同業で、こちらもクレジットカードの利用が拡大する中、右肩上がりの株価チャートとなっております。クレジットカードはこちらのビザとマスターカードの2強といった状況ですが、本当にこの2社は地味ながら非常に堅調な値動きをしており、根強い人気がある銘柄となっております。

 個人的にもこの2銘柄については中長期的に追い風が吹いている銘柄だと思っており、たとえばフェイスブック(FB)が発表した新しい仮想通貨「リブラ」などが爆発的に普及しクレジットカードのネットワークが不要になるなどといったことがない限りは、比較的安心して持っていられる銘柄だと思います。