(今週の指標)ドル/円

 先週末にFRBによる年内数回の利下げの思惑が広がり、FOMCの近々利下げの示唆(7月はほぼ確実)を受けて、21日(金)には、一時1ドル=107.03円までのドル売り、円買いとなりました。さらに長期金利の低下が続けば、ドルの下押しとなり、円高進行で日経平均は一段安の懸念が出てきます。そして今週の注目は、米中首脳会談の結果を受け、二国間の貿易摩擦の進展が期待されると、目先的にはリスク回避のドル売り、円買いが抑制されることになります。