消費税増税を控え、小売業の株価は低迷
2019年10月より、消費税率が現行の8%から10%に引き上げられます。しかし、今回の引き上げについて、どこか「本当に引き上げられるのだろうか?」という思い、それはつまり生活者の「消費税を上げないで欲しい」という期待の表れかもしれませんが、いずれにしてもそのようなものが(世の中に)あるように感じます。
政府はことあるごとに「リーマン・ショック級の出来事が起こらない限り引き上げる」と強調していますが、過去に2度延期されたこともあり、3度目の延期を予想する声が消えることがなくここまできています。実に不思議な“消費税増税前夜”が続いています。
そうした中、株式市場において消費税増税が重しになっていることは確かです。年初来、TOPIX33業種の中で「小売業指数」は目立って低迷、大手小売関連株の動きも同様です。
・セブン&アイ・ホールディングス(3382)
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青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)
・ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)
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青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)
・三越伊勢丹ホールディングス(3099)
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青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)