北朝鮮がミサイル発射。円高が加速
ドル/円:日本政府がJアラートによって緊急情報を発信し、急落
本日、日本時間午前5時58分に、北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射。ミサイルは日本の上空を通過して、北海道の襟裳岬東方の太平洋上に落下しました。
日本政府がJアラートによって緊急情報を発信したことで、それまで109円台で小動きを続けていたドル/円は急落。108円台前半まで下げていったん止まりましたが、今後の情勢次第では、ドル/円がさらに下落する可能性があります。
先週末のジャクソンホールの講演でイエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長が金融政策について触れず、失望したマーケットがドル売りに傾き始めたことも、円高が加速しやすい地合いになっています。(チャート1)
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豪ドル:地政学リスクで、一時85.69円へ急落
豪ドルは急落。リスク敏感通貨とされる豪ドルは、地政学リスクが投資家心理を後退させるとの懸念で売られました。豪ドル/円は、NY市場終盤レベルの87.11円から、一時85.69円へ急落。(チャート2)
豪ドル/ドルも、0.7972ドルから、0.7904ドルまで下げました。(チャート3)
北朝鮮を擁護する中国に対して米国の非難が強まるだろうことも、中国との通商関係の深い豪ドルにとってはマイナス材料となっています。
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