前日(8月8日)の市況
ドル/円:円高圧力、徐々に強まる
110円台後半からスタートしたこの日のドル/円は上値が重く、ずるずると値を下げると欧州時間には110.24円まで下落。欧州時間になって110.82円まで急反発したが、これは材料難に悩むマーケットが、米国のJOLT(求人離職統計)の強い結果を材料に仕掛けただけ。ドル買いは一時的で、再び110.50円を下回る水準まで押し戻されました。終値は110.342円(前日比-0.39円)。
ドル/円15分足チャート[8月8日]
今日の見通し
ドル/円が上昇勢力を保つには、まず雇用統計後の高値111.04円を超え、さらに111円台で足固めすることが条件。しかし、今のところドル/円に勢いはなく、逆に110円台割れの可能性が強まっているように思えます。下サイドの注目レベルは、先週の安値である109.84円。
ユーロ/ドル:雇用統計後の安値を下回る、ユーロ/円:8月1日以来の130円割れ
ユーロ/ドルは冴えず、欧州時間に1.1714ドルまで下落。先週の米雇用統計後の安値である1.1728を下回りました。ユーロ/円も、ユーロ/ドルとドル/円の下落に連れて130円を割り、129.60円まで下落。
ユーロ/ドル15分足チャート[8月8日]
ユーロ/円15分足チャート[8月8日]
サポートとレジスタンス