■ 配当利回り計算根拠(上記10銘柄)

銘柄名 配当利回り 30日株価 (円) 1株当たり
今期配当金
(予想:円) = A+B
1株当たり
中間配当金
(予想:円) = A
1株当たり
期末配当金
(予想:円) = B
日本たばこ産業 5.2% 2,901.5 150 75 75
キヤノン 4.3% 3,696.0 160 80 80
ブリヂストン 3.7% 4,350.0 160 80 80
DIC 3.5% 3,575.0 125 60 65
住友ゴム工業 3.3% 1,820.0 60 30 30
ヤマハ発動機 2.8% 3,160.0 90 45 45
マブチモーター 2.6% 5,020.0 132 52 80
横浜ゴム 2.6% 2,367.0 62 31 31
クラレ 2.5% 1,661.0 42 20 22
旭硝子 2.5% 4,370.0 110 55 55
注:配当利回りは、1株当たり年間配当金(予想)を30日株価で割って計算。1株当たり配当金は、1株当たり中間配当金と同期末配当金の合計。キヤノン以外は会社予想ベース。会社予想を出していないキヤノンのみ、楽天証券予想

 

  上のリストを見て、やや気になるのは、景気敏感株が多いことです。日本たばこ産業(2914)以外は、すべて景気敏感株に分類されます。

 今は、景気の影響を受けにくいディフェンシブ株の保有を多めにした方がいいと思います。ただし、足元の景気はまだ好調ですから、景気敏感株も持っていていいと思います。

 

6月26日(火)は「権利付最終売買日」、27日(水)は「権利落ち日」

 2018年6月26日(火)は、2018年6月末基準の配当金や株主優待を受け取るための、「権利付(けんりつき)最終売買日」です。6月26日に株を買うと、3営業日後の6月29日(金)に株主名簿に掲載されます。そうすると、6月末の株主に与えられる配当金や株主優待を得る権利が確定します。

 権利付最終売買日の翌日を、「権利落ち日」といい、6月27日(水)に買っても6月末基準の配当金や株主優待を受け取る権利は得られません。6月27日に株を買った場合、株主名簿に登載されるのは7月2日(月)となり、6月末には株主名簿に登載されていないためです。

■2018年6月末(6月の最終営業日:29日)が権利確定日の場合

注:楽天証券経済研究所が作成

 

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