市場急落の原因
2月5日、ダウ工業株価平均指数が一時1,500ポイントを超える下げを記録しました。実は1月29日の週、米国株式市場は週間ベースでダウ工業株価平均指数が▲4.17%下げており、今回の下げ局面は先週から始まっていました。
市場参加者が問題にしたのは長期金利の上昇です。下は米国10年債の利回りです。
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このところ急速なピッチで利回りが上昇(=債券価格は下落)していたことが読み取れます。
一般に市中金利と株式は「競争関係」にあることが知られています。したがって債券利回りの上昇は株式にとって悪いニュースなのです。ニューヨーク市場はこれまでこの悪材料を無視して、無理しながら上がっていたけれど、とうとうそれを無視できなくなったというわけです。
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