バンク・オブ・アメリカ
バンク・オブ・アメリカの第4四半期決算発表はEPSが予想45セントに対し47セント、売上高が予想216.1億ドルに対し206.9億ドル、売上高成長率は前年同期比+3.5%でした。
なお上のEPSの数字は去年の年末に成立した税制改革法案による一時損29億ドル(EPSにして27セント)を除外してあります。
純金利収入は前年同期+11%の115億ドルでした。これは金利の上昇と融資ならびに預金の増加に因ります。
損金計上は12億ドルでした。この中には或る顧客への商業貸付けに絡む2.92億ドルの貸倒を含んでいます。
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純チャージオフ・レシオは0.53%でした。これは去年同期の0.39%から上昇しました。
貸倒引当金は10億ドルでした。これは前年同期の7.74億ドルから増えています。
融資残高は+9%、預金残高は+8%でした。
投資銀行部門のセールス&トレーディング収入は前年比-9%の25億ドルでした。債券部は-13%の17.1億ドル、株式部は±0%でした。
エフィシェンシー・レシオは50%でした。これは前年同期の53%から改善しました。
純金利イールドは2.39%でした。これは前年同期比+16bpでした。
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