8860 フジ住宅 東証1部

10月31日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益+2.9%、経常利益で+1.9%の小幅の増収・増益。4月30日時点、7月29日時点の予想と変わらず。

2012年11月13日の391円を安値にアベノミクス相場にサポートされて急騰し、2013年5月10日に836円の高値をつけてピークとなり下降トレンド(B)入りとなりました。この中で2014年5月21日の553円、10月17日の559円と2点底をつけて反発し、下降トレンド(B)を上にぬけて2015年11月24日には806円まで上昇しました。このあとは2014年5月21日の553円を安値の基点とし、2015年11月24日の806円を高値の基点とする三角保ち合い(C)の動きとなりました。この煮詰まったところで、今年の7月8日の635円を安値に8月1日の708円まで上昇し、ここから横もみとなって三角保ち合いを抜け出し、11月9日の657円まで押し目を入れたあと反発となって11月25日に713円で買転換となっています。

フジ住宅

 

 

3877 中越パルプ工業 東証1部

11月10日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益+20.3%、経常利益+6.1%の増収・増益。5月12日時点、8月3日時点での見通しと比較して営業利益+13.2%→+20.3%へ上方修正、経常利益は+17.5%→+6.1%へ下方修正となっています。

2012年11月9日の129円を安値に、この月の中旬からのアベノミクス相場にサポートされ2014年1月21日の274円まで上昇。ここから反落となって5月19日の163円、10月17日の162円とダブル底の形をつくって急騰し、2015年1月29日には376円の高値をつけました。ここをピークに買われすぎからの急落となり、8月13日の201円まで下げて8月20日の252円まで自律反発し、その後、下降トレンド(B)となりました。この下降トレンド(B)の中で今年の2月12日に日経平均の急落につれ安して145円まで下げるものの、すぐに上昇トレンド(A)に復帰し、5月25日には233円まで上昇し5月6日の191円まで押し目を入れた後は下値を切り上げる直角三角形(C)の保ち合いとなりました。この直角三角形の中で、11月9日の208円を安値に上放れとなって直近の戻り高値5月25日の233円を上回って11月28日に237円で買転換となりました。

中越パルプ工業

 

 

4406 新日本理化 東証1部

11月11日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益+4.0%、経常利益+3.7%の小幅の増収・増益。5月12日時点、8月10日時点の予想と変わらず。1株純資産335円。

2013年8月14日の425円を高値にした下降トレンド(A)の中にあります。この中で2015年7月24日の318円から角度の大きい下降トレンド(B)へ移行しましたが、この中で今年の2月15日の115円で底打ちとなり、4月22日の214円まで反発し、再下落となって6月24日に120円で2点底をつくり、10月25日に162円で買転換となって下降トレンド(B)を上にぬいてきています。10月25日は180円まで上昇して押し目を形成し、11月9日に143円まで下げて反発に転じているところです。仕手性の強い銘柄です。

新日本理化

 

 

6379 新興プランテック 東証1部

11月4日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益-17.6%、経常利益-13.5%の減収・減益。5月10日時点、8月5日時点での予想と変わらず。

2012年10月4日の606円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年7月16日の1,131円でピークとなり本格調整入りへ。9月25日の921円まで下げて12月2日の1,044円まで自律反発したあと、下降トレンド(B)入りとなりました。この中で今年の6月24日の714円、8月10日の692円、11月9日の716円と3点底(逆三尊天井)となったあと、11月15日に803円で買転換となり、その後は11月24日に846円まで上昇しています。10月17日の直近の戻り高値814円を上回り、同時に下降トレンド(B)を上にぬけていますので、目先三点底が確定した形です。

新興プランテック

 

 

8025 ツカモトコーポレーション 東証1部

10月31日決算発表。2017年3月期予想は、前期(2016年)が大幅な減収・減益だった反動で営業利益+716%、経常利益+341%の増収・増益。5月13日時点、7月29日時点の予想と変わらず。

東日本大震災直後の3月15日の51円を大底に上昇トレンドを形成。この中で2012年2月8日の235円まで急騰後、この年の6月4日の102円まで大幅下落し、三角保ち合い(B)となっていました。この煮詰まる途中でいったん下放れして2014年5月21日の120円まで下げた後、再騰となって2015年6月23日の223円まで上昇し、2012年2月8日の235円に対する2番天井となりました。ここから2015年8月25日の104円まで下げて、10月7日の143円まで自律反発したあと今年の2月12日の95円まで下げて小さな三角保ち合い(C)となり、この中で6月24日の96円でダブル底に近い形となって三角保ち合いを上放れし、11月22日に120円で買転換となりました。

ツカモトコーポレーション