2337 いちご 東証1部

7月14日決算発表。2017年2月期予想は、前期比で営業利益+20.8%、経常利益+18.1%の増収・増益。業種は不動産。

下値での上昇の仕方をみると、2014年10月16日の219円を安値に上昇トレンド(1)、2015年の9月4日の237円からの上昇トレンド(2)、今年の2月12日の293円からの上昇トレンド(3)と、徐々に上昇角度を大きくしています。そして現在は、2月12日の293円からの上昇トレンド(3)の中で、4月20日に530円の高値をつけ、7月8日の357円まで押し目を入れて反発し、7月25日の476円まで上昇したあと、411円を下値にもみあって、9月26日に452円で買転換となっています。

いちご

 

 

5017 富士石油 東証1部

8月10日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益、経常利益ともに黒字転換。2013年より続いた赤字が来期は黒字転換の予想。

2014年3月27日の251円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年6月9日の521円まで上昇してピークとなり、下降トレンド(B)へ転換。この下降トレンド(B)の中で今年の2月10日に242円の安値をつけて反発し、短期の上昇トレンド(C)となって6月9日に413円の戻り高値をつけ、急反落となって8月10日に279円まで下げました。ここでもみあって8月22日に319円で買転換となり、再びもみあいとなっていますが、目先はOPECの原油減産合意もあり、上昇トレンド(D)にサポートされて戻りを試すことが期待されます。

富士石油

 

 

8101 GSIクレオス 東証1部

8月5日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益-2.3%、経常利益+2.6%と前期比とほぼ変わらず。

10月3日から始まったノーベル賞の発表でカーボンナノチューブが物理学賞で有力な新素材とされており、同社はカーボンナノチューブの材料を持っているため物色される可能性があります。

2012年10月10日の97円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成し、この中で2013年6月12日に238円でピークとなる。ここから調整で9月2日に125円まで下落し、2014年の1月15日の178円まで反発し、5月21日に118円まで下げ、いったん戻すものの、その後は下値を(1)→(2)→(3)と徐々に角度をゆるやかにして、今年の6月24日の89円で底打ちとなりました。ここからの反発で9月29日に115円で買転換となっています。

GSIクレオス

 

 

5803 フジクラ 東証1部

7月28日決算発表。2017年3月期決算は、前期比で営業利益は-14.2%、経常利益は+1.5%とやや弱めの予想となっていますが、割安株といえます。

2012年7月26日の199円で底打ちし、11月14日の211円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年1月17日の538円まで上昇後、ボックス相場(B)へ移行。この中で2014年11月21日の426円を安値に上放れとなり、2015年6月24日には741円の高値をつけました。ここから9月30日の486円まで下げて反発し、12月1日の723円まで戻してダブル天井となり、下値では2015年9月30日の486円、今年の2月22日の462円、7月8日の433円と順下げの3段下げとなって底打ちし、7月29日の600円まで反発したあと8月23日の537円を安値に三角形の保ち合い(D)となっています。中期的には420~720円のボックス圏(C)の中の動きといえます。

フジクラ

 

 

7844 マーベラス 東証1部

7月29日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益+10.7%、経常利益+11.9%の増収・増益の見通し。5月12日時点の見通しと変わらず。

2014年12月8日の2,216円をピークに下降トレンド(A)を形成。この中で2015年1月20日の1,384円の安値をつけて、2月23日の1,886円まで反発し、三角保ち合い(B)となるが下放れとなり、今年の1月21日の733円、2月12日の710円で2点底となって反発。3月31日に1,053円まで上昇するも、ここが戻り高値となって、その後は終値ベースでは711~1,010円のボックス相場となっています。

マーベラス