6428 オーイズミ 東証1部

8月12日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益、経常利益ともに2ケタの下方修正。当面の材料はカジノ関連。

9月29日の1,200円を戻り高値に下降トレンド(A)を形成。この中で7月8日に356円で底打ちとなり、これまで見送られていたカジノ法案(統合型リゾート)として、秋の臨時国会で通過するのではないかという思惑から動意づいています。チャートをみると、7月8日の356円を安値に急騰となり8月1日には下降トレンド(A)を上にぬけて730円まで上昇し、その後は高値圏でもみあって9月2日の610円を安値に柴田罫線では9月23日に704円で買転換となっています。

オーイズミ

 

 

5269 日本コンクリート工業 東証1部

8月12日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益+75.4%、経常利益+56.6%と回復の見通し。

2012年7月25日の199円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンドとなり、2014年9月2日の780円の高値をつけてピークとなりました。ここから中期の下降トレンド(A)へ転換し、今年の2月12日に221円で底打ちし、現在は下降トレンド(A)を上にぬけて上昇トレンド(B)を形成しています。この上昇トレンド(B)の中で今年の8月1日に389円まで上昇し、8月12日に311円まで押し目を入れ、9月23日に355円で買転換となっています。

日本コンクリート工業

 

 

6125 岡本工作機械製作所 東証2部

8月10日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益-18.4%、経常利益-27.9%の減収・減益。

同社の半導体部門が、国立研究開発法人科学技術振興機構が行っている「研究成果最適展開支援プログラム」における「ステージ3」の新規課題に応募し採用される。内容は半導体製造技術の世界初を目指した取り組みで9月1日に183円まで急騰。

2012年9月26日の79円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年7月27日の233円の高値をつけ、ここがピークとなって9月29日の131円まで大幅下落。ここから12月9日の194円まで戻すものの、戻り高値となって再下落し下降トレンド(B)となりました。この下降トレンド(B)の中で今年の2月12日の107円、6月24日の105円と2点底となり、安値圏で買転換(7月25日の119円)がでて、もみあっているところに新規材料がでて9月1日に183円まで上昇しました。

岡本工作機械製作所

 

 

5923 高田機工 東証1部

8月5日決算発表。2017年3月期予想は、2016年3月期決算比で、営業利益-0.85億円から4億円、経常利益0.25億円から4.8億円へと増収・増益見通しへ。

2012年1月20日の310円を高値に本格調整となり、11月13日の145円まで下落。しかし、ここでアベノミクス相場にサポートされ短期の上昇トレンド(A)となり、2013年10月3日の253円まで上昇。ここから2014年5月21日の181円まで調整し、上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2015年1月5日の287円の戻り高値更新となって下降トレンド(C)入りとなりました。この下降トレンド(C)の中で、今年の2月12日の171円、6月24日の170円とダブル底の形となって反発し、下降トレンド(C)を上にぬけて9月23日に201円で買転換となっています。

高田機工

 

 

8022 ミズノ 東証1部

8月3日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益+85.1%、経常利益+98.0%と前期の下方修正の着地から一転して大幅回復の見通し。

2014年11月14日の354円を安値にアベノミクス相場にサポートされ、上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年7月24日の660円、9月11日の652円と2点天井をつけて、2014年2月4日の477円まで押し目を入れ、再上昇となって2015年3月23日の672円でピークとなりました。

ここから下降トレンド(B)へ移行し、この中で今年の2月12日の451円で底打ちとなり、5月10日の566円まで上昇し、再下落となって7月6日の456円で2点底となって反発し、下降トレンド(B)を上にぬけて7月28日の544円まで上昇後、8月26日の492円まで押し目をいれ、もみあって9月21日に529円で買転換となっています。

ミズノ