9882 イエローハット 東証1部

7月29日時点では、来期予想未発表。

2012年10月2日の989円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、2013年5月10日の2,100円まで上昇。ここでボックス相場(A)となったあと上放れし、2014年6月23日の2,450円まで上昇。ここから押し目を入れたあと、上値を切り上げる直角三角形の保ち合いとなりました。この中で2015年3月20日の2,765円、8月18日の2,854円、11月5日の2,800円と三尊天井をつくり、下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で今年の2月12日に1,760円で当面の底打ちとなって反発し、下降トレンド(C)を上にぬけるものの、6月14日の2,429円、6月28日の2,451円、7月13日の2,435円と三尊天井となって急落し、8月30日に1,845円で2月12日の1,760円に対する2番底の形となって反発してきています。

イエローハット

 

 

8585 オリエントコーポレーション 東証1部

7月28日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益+4.5%、経常利益+4.5%とわずかに増収・増益見通し。

2013年5月14日の472円を高値に、急角度の下げとなって6月27日の203円まで下落。ここから8月6日の306円まで自律反発したあとは、ゆるやかな下降トレンド(A)となり、2014年2月5日の188円まで下げました。ここから7月7日の298円まで上昇後、2013年2月3日の172円まで下げて、その後は終値ベースでは174~276円のボックス相場へと移行しています。

オリエントコーポレーション

 

 

6363 酉島製作所 東証1部

8月4日決算発表。2017年3月期は、2016年3月期の赤字転換から営業利益+436.2%の20億円(16年3月期は3.7億円)となり、経常利益、当期利益ともに大幅の黒字転換予想。

2014年3月5日の1,408円をピークに5月21日の745円まで急落。2015年6月4日の1,038円まで戻したあと再下落となって9月7日には721円と安値更新となりました。しかし、ここから上値、下値を切り上げる上昇トレンド(A)となっています。この中で今年の7月21日に1,188円と戻り高値を更新し、8月17日に983円まで押し目を入れ、小さな三角保ち合いとなって9月16日に1,040円で上放れとなっています。

酉島製作所

 

 

4026 神島化学工業 東証2部

9月12日決算発表。2017年4月期予想は、前期比で営業利益+61.8%、経常利益+69.0%の増収・増益。6月10日予想と変わらず。

2014年12月1日の860円の戻り高値から下向きの先細三角形の下げとなり、この中で今年の2月12日の366円を底値に、上昇トレンド(B)へ転換しました。この中で2017年4月期の大幅増収、増益予想を好感し、7月20日の1,100円までの急騰となりました。ここでいったん材料出尽くしとなり、反落となって8月25日の768円まで下げたあと、もみあって9月12日に875円で買転換となって、翌日の9月13日に960円まで急騰し、長い上ヒゲとなって反落し、9月15日に764円をつけて戻りにはいっています。875円を上回ってくると960円の上ヒゲを埋める動きも想定されます。

神島化学工業

 

 

4082 第一稀元素化学工業 東証2部

8月8日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益-16.7%、経常利益-9.6%。償却負担増で減益見通し。但し、2016年4-6月期の営業利益は+20.3%の増益。

2012年11月14日の1,038円の終値を安値にアベノミクス相場にサポートされ2014年11月6日の5,340円まで上昇。ここから8月25日の3,035円まで下落し、再上昇となって2015年11月9日には5,470円と高値更新となりました。ここをピークに下降トレンド(B)入りとなり、この中で今年の2月15日の2,621円、6月27日の2,605円、8月5日の2,639円と3点底となって、上昇トレンド(C)に移行しています。

第一稀元素化学工業