6165 パンチ工業 東証1部

8月9日決算発表。2017年3月期予想は、前期比、営業利益+0.7%、経常利益+16.1%と小幅の増収・増益見通しながら2014年3月期から4期連続の増収・増益予想。割安株。

2014年前半の三角保ち合いの中で、5月22日の828円を安値に上放れとなり、9月29日の1,650円、10月21日の1,643円でダブル天井のような形となって、下降トレンド(A)にはいりました。この中で今年の2月12日の624円まで当面の底打ちとなり、反発したあとは701円を下値抵抗ラインにして、6月1日の885円まで反発し、700~870円のボックス圏を形成してきています。しばらくはこのボックス圏の中での動きが想定されます。

パンチ工業

 

 

6779 日本電波工業 東証1部

8月5日決算発表。2017年3月期予想は、前期比で営業利益+107.3%、経常利益+635.3%と5月12日時点の予想と変わらず。

2014年8月5日の1,160円の戻り高値から10月16日の814円を安値に2015年3月27日の1,093円まで戻るものの、ここを当面のピークに8月25日の780円まで下落したあとは、少し戻して下向きの先細三角形(A)となりました。この中で今年の2月12日の634円で底打ちとなって、上放れし3月14日に770円まで戻したあと、小さな下向きの先細三角形(B)となって5月6日の683円の安値のあと、5月31日に752円で買転換し上放れとなりました。その後、7月4日の908円まで上昇し、もみあって7月21日に905円と2点天井となって押し目を形成し、8月8日の798円まで下げてもみあい、9月7日に844円で買転換となっています。2山形成後の浅押しの形ですので908円を終値で上回れば一段高となります。

日本電波工業

 

 

5981 東京製綱 東証1部

8月9日決算発表。2017年3月期予想は、前期比、営業利益+2.3%、経常利益+25.8%の増収・増益。5月12日時点と変わらず。

2012年10月11日の78円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、2013年5月21日の185円まで上昇。その後、上値で185円をピークとする180円前後の上値抵抗ラインとして、下値は6月27日の107円を安値とする下値切り上げの形(A)となっていましたが、2014年5月21日の120円を安値に上昇トレンド(B)となり、12月19日に256円の高値をつけました。12月19日の256円をピークに2015年5月28日の246円、12月3日の230円と順下げの三尊天井となって下放れし、今年の2月12日に128円で底打ちとなりました。ここから短期の上昇トレンド(D)となって5月31日に162円で買転換となりました。ここからいったん下落となり、6月24日に132円まで下げたあと反発となり、8月31日に180円まで上昇して3月30日の173円を更新する戻り高値をつけました。

東京製綱

 

 

4530 久光製薬 東証1部

7月8日決算発表。2017年2月決算予想は、前期比で営業利益+1.0%、経常利益+3.5%の小幅の増収・増益見通し。

2015年4月9日の5,360円の戻り高値から9月29日の3,815円まで押し目を入れ上昇トレンド(A)を形成。この中で今年の2月2日の5,720円で戻り高値を更新し、2月12日の4,455円まで下げて再上昇となり、6月10日の6,300円、7月11日の6,390円、7月21日の6,180円と三尊天井となって、7月25日に5,790円で売転換となり、上昇トレンド(A)を下に切りました。8月30日の4,535円まで下げて2月12日の4,455円からの上昇の全値押しとなって反発しています。

久光製薬

 

 

6121 滝澤鉄工所 東証1部

7月29日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益は、前期比+4.3%、経常利益は-7.6%だが当期利益は+9.9%の見通し。安値圏にあり割安株。

2012年10月2日の94円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、12月10日に111円で買転換となって急騰し、その後、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2015年6月15日に262円でピークとなり、上昇トレンド(A)を切って下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で今年の2月12日に107円で底打ちとなって3月16日の137円まで反発したあと、三角保ち合い(C)となっていましたが、この中で6月24日の117円を安値に7月25日に134円まで上昇して三角保ち合いをいったん上放れし、8月2日の119円まで押し目を入れて、9月2日に138円まで上昇となって3月16日の137円を上回っています。

滝澤鉄工所