6138 ダイジェット工業 東証1部

7月29日決算発表。2017年3月期予想は、2016年3月期比で営業利益+4.9%、経常利益+4.7%と増収・増益の見通し。

2011年からの下値を切り上げ、上値を切り下げるゆるやかな三角保ち合い(A)の中で、2014年4月9日の143円を安値に7月2日に158円で買転換となり、暴騰となって7月17日に411円の高値をつけました。ここから7月31日の247円まで急落し、8月1日の330円まで自律反発したあとは、下降トレンド(B)→(C)となり、この中で今年の2月12日には116円と出発点の143円を大きく切りました。ここでもみあって6月24日に118円と2点底の形となり、8月9日に147円で買転換となって下降トレンド(C)をぬけてきています。

ダイジェット工業

 

 

5017 富士石油 東証1部

8月10日決算発表。2017年3月期予想は前期比、営業利益、経常利益ともに黒字転換。

営業利益 2016年3月期-87億円 → +135億円。

経常利益 2016年3月期-95億円 → +124億円。

2014年3月27日の251円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年6月9日の521円でピークとなり、順下げの4山形成となって下放れし、上昇トレンド(A)を切って9月29日の331円まで下落し11月10日の398円まで自律反発後、再下落となり6月9日の521円からの短期の下降トレンド(B)となって今年の2月10日には242円までの大幅下落となりました。ここを安値に6月9日の413円まで戻し、再下落となって8月3日の282円、8月10日の279円とダブル底に近い形となって反発し8月22日に319円で短期の買転換となっています。

富士石油

 

 

2151 タケエイ 東証1部

7月29日決算発表。2016年3月期決算は、前期比、営業利益+12.8%、経常利益+16.2%の増収・増益で着地。2017年3月期予想は、2016年3月期比で営業利益+40.5%、経常利益+43.5%の2期連続の大幅増収・増益予想。

2015年2月2日の883円の安値から、窓を何度もあける力強い上昇となり8月20日の1,570円の高値をつけました。ここで大きな押し目をつけて反発となり、8月31日に1,569円とダブル天井の形となって、急落トレンド(A)となりました。今年の2月12日に663円の安値をつけ、短期の上昇トレンド(B)を形成し、5月23日の1,165円で戻り高値となって、一転、下降トレンド(C)へ転換し、8月3日に753円でいったん底打ちとなって8月22日に823円で買転換となったところです。日経平均の動き次第では2月12日の663円に対するダブル底(2点底)のような動きも想定されます。

タケエイ

 

 

8897 タカラレーベン 東証1部

7月25日決算発表。2016年3月期は、前期比で営業利益、経常利益ともに2ケタの減収・減益で着地。

2017年3月期は、2016年3月期比で営業利益+98.3%、経常利益+107.3%と大幅増収・増益見通し。

2014年5月1日の277円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年5月26日の832円でいったんピークとなり、上昇トレンド(A)を切って8月25日の451円まで下落。ここから12月17日の734円まで反発するものの、再下落となり今年の2月12日に455円とダブル底のような2番底となり、来期の業績回復予想から急角度の上昇トレンド(C)へ移行し、7月20日には昨年の5月26日の832円を突破し、958円まで上昇しました。その後、決算発表を受け材料出尽くしで下落となっています。

タカラレーベン

 

 

2206 江崎グリコ 東証1部

7月29日決算発表。今期の4-6月期は、連結利益は前年同期比△37%と好調。2017年3月期予想は、連結営業利益は前期比△17%の200億円の見通しだが上方修正観測もある。

2014年5月20日の2,504円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年8月4日に7,300円でピークをつけ、上昇トレンド(A)を下に切って9月10日の5,120円まで下落。ここからゆるやかな上値を切り下げ、逆に下値はゆるやかな下値切り上げとなって、三角保ち合い(B)の動きとなっています。この中で直近では4月18日の5,170円を安値に反発し、7月7日の6,560円、8月2日の6,590円と2山形成して下落となり、8月19日の5,370円まで下げてもみあっているところです。

江崎グリコ