8860 フジ住宅 東証1部

7月29日決算発表。2016年3月期は、前期比、営業利益+24.8%、経常利益+22.6%の大幅増収・増益で着地。2017年3月期予想は、16年3月期比で営業利益+2.9%、経常利益+1.9%と小幅の増収・増益の見通し。

下値を切り上げる長期上昇トレンド(A)の中で、2012年11月13日の391円を安値にアベノミクス相場にサポートされて急騰し、2013年5月10日の835円まで上昇して、当面のピークとなりました。ここから2014年5月21日の553円まで下げて底打ちとなり、2015年11月24日の806円まで戻したあと、三角保ち合い(B)となりました。この煮詰まったところで今年の6月24日の637円、7月8日の635円と2点底をつけ、7月22日に672円で買転換となって8月1日に708円まで上昇しました。

フジ住宅

 

1954 日本工営 東証1部

8月12日決算発表。2016年6月期決算は、前期比で経常利益が-20.3%の下方修正で着地。2017年6月期予想は、2016年6月期比で、営業利益+27.0%、経常利益+44.3%の大幅増収・増益見通し。

2013年8月28日の330円の安値から上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年1月22日の517円、4月2日の542円、7月28日の555円と順上げの三尊天井となって、上昇トレンド(A)を切って10月17日の412円まで下落。ここから2015年2月19日の519円まで戻したあと、三角保ち合い(B)となり、11月27日に468円で売転換となって、今年の1月22日の361円まで急落となりました。いったん2月1日の438円まで自律反発となるものの、その後は下向きの先細三角形の下落となっていました。しかし、この中で7月6日の295円、8月8日の300円と2点底をつけたあと、8月12日の決算発表を受け、8月15日に344円で買転換となっています。

日本工営

 

7148 FPG 東証1部

7月29日決算発表。2016年9月期予想は、4月28日の時点で2015年9月期比で営業利益を+24.4%、経常利益を+26.0%と上方修正したが7月29日時点でも変わらず好業績維持。

2015年4月13日の1,545円を高値に下降トレンド(A)を形成、この中で7月9日の823円まで下げて反発し、下降トレンド(A)を横にぬけるものの再下落となって8月25日には683円の安値をつけました。その後は734~945円のボックス相場(B)となっていましたが、この中で今年の1月21日に755円の安値をつけて反発に転じ、4月12日には1,424円と昨年の4月13日の1,545円に対する戻り高値をつけました。ここを当面のピークに下降トレンド(C)を形成し、この中で8月3日に881円の安値をつけて反発しているところです。

FPG

 

3941 レンゴー 東証1部

8月2日決算発表。2016年3月期は、前期比大幅な増収・増益で着地。2017年3月期は、2016年3月期比で営業利益+52.6%、経常利益で+44%の増収・増益見通し。

2012年10月10日の311円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成し、2013年12月27日の651円でいったんピークとなり、上昇トレンド(A)を切って2014年5月9日に447円まで下落しました。ここからは450円水準を下値に、上値を切り上げる直角三角形の保ち合いとなり、この中で今年の1月21日に459円を安値に急上昇となり、6月9日に708円まで上昇して、2013年の高値651円を更新しました。ここから6月24日の592円まで押し目を入れ、再上昇となって7月11日に717円で再び高値更新となり大きな押し目となっています。

レンゴー

 

7723 愛知時計電機 東証1部

7月29日決算発表。2017年3月期予想は、2016年3月期比で営業利益+7.3%、経常利益+13.2%の増収・増益見通し。

2010年11月12日の184円を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2013年4月2日の248円を安値に角度の大きい中期の上昇トレンド(B)へ移行し、2015年7月21日に385円の高値をつけました。ここをピークに短期の下降トレンド(C)となって、今年の2月24日に291円の安値をつけて4月14日の320円まで上昇し、6月14日に287円まで下げて長期の上昇トレンド(A)にサポートされてもみあいが続いて、下降トレンド(C)を横にぬいてきています。

 

愛知時計電機