6973 協栄産業 東証1部

5月12日決算発表。2017年3月予想は、黒字転換し増収・増益。

2012年6月4日の125円、11月24日の127円と2点底をつけて、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成、この中で2013年5月23日の242円を高値に2014年2月4日の162円まで押し目を入れた後、急騰となり7月24日の357円でピークとなりました。ここから急角度の下降トレンド(B)となって、今年の2月12日の116円の全値押して底打ちとなり、底値圏でもみあって5月31日に137円で買転換となって下降トレンド(B)を上にぬけてきました。

協栄産業

 

 

6727 ワコム 東証1部

5月11日決算発表。2016年3月期は大幅減益だったが、2017年3月期は営業利益で+14.5%、経常利益で+9.3%と前期比2ケタの増収・増益に転じる予想。

2013年5月15日の高値1,522円から業績悪化で下降トレンド(A)となり、2014年10月17日の390円で底打ち。2015年2月24日の649円まで反発するものの、業績回復せず再下落となって8月25日に392円まで下落し、400~500円でもみあって今年の3月15日に555円まで上昇するも5月26日に394円まで下げています。

ワコム

 

 

4008 住友精化 東証1部

5月11日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+8.0%、経常利益+21.7%の増収・増益見通し。

2012年9月6日の268円、11月14日の268円をダブル底にアベノミクス相場にサポートされて、急騰となり2014年1月16日には947円と1年強で3.5倍化しました。ここをピークに下落となるものの5月19日の583円、10月17日の580円と2点底となったあと、反発となり2015年5月12日には935円の2番天井をつけました。ここから9月4日の707円まで押し目を入れ、10月30日の856円まで反発するものの、業績下方修正を受けて、短期の下降トレンド(A)入りとなりました。この中で今年の4月6日に491円で底打ちとなり、5月2日の505円、6月2日の515円と順上げの3点底となって下降トレンド(A)を上にぬけ、6月7日に596円で買転換となりました。押し目待ち有利の形と考えられます。

住友精化

 

 

5981 東京製綱 東証1部

5月12日決算発表。2017年3月期予想は、前期比、営業利益+2.3%、経常利益+25.8%の増収・増益。

2012年10月11日の78円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、2013年5月21日の185円まで上昇。その後、上値で185円をピークとする180円前後の上値抵抗ラインとして、下値は6月27日の107円を安値とする下値切り上げの形(A)となっていましたが、2014年5月21日の120円を安値に上昇トレンド(B)となり、12月19日に256円の高値をつけました。12月19日の256円をピークに2015年5月28日の246円、12月3日の230円と順下げの三尊天井となって下放れし、今年の2月12日に128円で底打ちとなりました。ここから短期の上昇トレンド(D)となって5月31日に162円で買転換となっています。

東京製綱

 

 

9997 ベルーナ 東証1部

5月11日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+31.5%、経常利益+54.8%と大幅増収・増益見通し。

2013年半ばから2014年10月までの安値圏のもみあいの中で、2014年10月17日の439円を安値に急角度の上昇となって上放れし、上昇トレンド(B)を形成しました。この中で2015年8月4日の779円まで上昇し、ここをピークに急落となって上昇トレンド(B)を下に切り、9月7日の543円まで下落しました。

ここから戻りにはいって11月27日に739円まで上昇するものの、2番天井となって大幅下落となり、今年の2月19日には486円と年初来安値を更新しました。ここから3月30日の594円まで反発後、三角保ち合い(C)となって上放れし、5月12日に644円まで上昇して600円をはさんだもみあいとなり、6月9日に625円で買転換となりました。

ベルーナ