8088 岩谷産業 東証1部

5月13日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+2.5%、経常利益+1.9%の増収・増益予想。

2013年6月21日の316円を安値に上昇トレンド(A)を形成、この中で2014年9月2日の845円、11月25日の892円、2015年4月16日の854円と三尊天井をつくり、下放れとなって下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、今年の1月21日に550円、2月12日に557円の2点底となって反発し、3月3日に634円で買転換となって下降トレンドを上にぬけ、3月31日に668円まで上昇するものの、もみあいとなっています。押し目あれば買い有利の形と思われます。

岩谷産業

 

 

5976 高周波熱錬 東証1部

5月11日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+30.5%、経常利益+19.7%の2ケタの増収・増益で黒字転換。

2013年9月17日の971円、11月15日の948円と2山形成後、大幅下落となり2014年3月27日の627円で底打ちとなりました。ここでもみあって5月19日の632円を2点底にして、上昇トレンド(A)へ移行し、2015年5月7日の994円の高値更新となりました。ここをピークに上昇トレンド(A)を切って9月4日の759円まで下げ、大きな上下動となり上値では2015年5月7日の994円、11月24日の979円、今年の2月1日の937円と順下げの三尊天井となって下放れし、急角度の下降トレンド(B)を形成しました。この中で今年の4月11日に690円、5月10日の700円と2点底の形となって5月12日に815円で買転換となっています。

高周波熱錬

 

 

9716 乃村工藝社 東証1部

4月7日決算発表。2017年2月期予想は、営業利益+7.7%、経常利益+7.3%と前期比、増収・増益。

2016年2月期の連結営業利益は前期比+15.8%の60億円強で2017年も好調持続。

訪日外国人の増加に伴い商業施設を中心とした店舗の新装・改装需要好調。

2014年5月20日の665円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年8月18日の1,914円、12月7日の1,932円と2山形成後、売転換となって下降トレンド(A)を切って下放れし、今年の2月12日の1,246円まで下落。ここから急角度の上昇トレンド(B)となって4月22日に1,950円と昨年来高値を更新後、押し目形成となっています。上昇トレンド(A)を下に切って下げたあと、上昇トレンド(A)よりも、角度の大きい上昇トレンド(B)となって昨年来高値を更新したことは先々の相場の強さを示しています。

乃村工藝社

 

 

6779 日本電波工業 東証1部

5月12日決算発表。2017年3月期は、前期比、営業利益、経常利益ともに大幅、増収・増益。

2014年8月5日の1,160円の戻り高値から10月16日の814円を安値に2015年3月27日の1,093円まで戻るものの、ここを当面のピークに8月25日の780円まで下落したあとは、少し戻して下向きの先細三角形(A)となりました。この中で今年の2月12日の634円で底打ちとなって、上放れし3月14日に770円まで戻したあと、小さな下向きの先細三角形(B)となって5月6日の683円の安値のあと、5月31日に752円で買転換、上放れとなっています。3月14日の770円を終値で上回れば一段高の形となります。

日本電波工業

 

 

6703 沖電気工業 東証1部

5月10日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+7%、経常利益+58.4%と大幅増益見通し。

ATMなど情報通信システム、プリンター、EMSの3本柱経営に加えて社会インフラシステムを育成中。

2012年11月13日の69円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(A)を形成、この中で2013年5月23日の248円まで上昇後、8月29日の162円まで押し目を入れて、再上昇となり2014年1月16日の285円の高値更新となりました。ここをピークに5月21日の185円まで下落し、ここからの反発で10月7日の272円、2015年3月10日の272円と戻りのダブル天井となって急落トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で今年の1月18日の124円、2月12日の123円と2点底をつけて反発となり、下降トレンド(A)をぬけて、ゆるやかな上昇トレンド(C)を形成しています。

沖電気工業