6770 アルプス電気 東証1部

10月29日決算発表。2016年3月期予想で売上、営業利益、経常利益を上方修正。

2012年11月9日の405円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2015年7月23日の4,085円を高値に上値、下値を切り下げる調整となっていましたが上昇トレンド(A)を少し切ったところで、9月29日の3,200円、10月19日の3,220円とダブル底に近い2点底となって反発し、10月29日の上方修正を受けて11月24日には4,205円と年初来高値を更新しました。

この4,205円をピークに目先材料出尽くしとなり、又、日経平均の急落につれ安して1月21日には2,561円まで下落しました。2,500円水準は強い抵抗ゾーンとなるところです。

アルプス電気

 

4321 ケネディクス 東証1部

1月13日引け後に2015年12月期決算を上方修正発表。

2014年の3月27日の289円を安値に、7月1日の528円まで上昇し10月17日の394円まで下落後、急騰し11月19日には669円の高値をつけました。ここから調整入りとなり、2015年1月19日の478円まで下落して2月25日の570円まで反発するものの、反落して500円をはさんだもみあいとなり、5月25日の551円を戻り高値に大幅下落へと転じ9月8日の356円まで下げました。ここから11月17日の519円まで反発するものの日経平均の急落につれ安し今年の1月20日に375円まで下げて反発しかかっています。

チャートの形としては大きな三角保ち合い(A)の中で9月8日の356円、1月20日の375円と2点底をつけています。

ケネディクス

 

5482 愛知製鋼 東証1部

10月30日決算発表。2016年3月期予想は売上はやや下方修正だが営業利益、純利益は上方修正。

2012年11月13日の270円を安値にアベノミクス相場にサポートされ上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年9月27日の577円の高値をつけて調整入りとなり、上昇トレンド(A)を切って下落。下値での下げ角度を(1)→(2)→(3)と穏やかにし(3)の段階で2014年5月16日の358円、10月16日の359円とダブル底となって急騰し2015年3月18日には618円の高値をつけました。ここをピークに順下げの3山形成(三尊天井)し、調整入りとなって9月25日の424円まで下落しました。ここから反発となって12月18日には588円まで戻るものの再び日経平均の急落につれ安し反発するところです。

愛知製鋼

 

7971 東リ 東証1部

11月5日発表。2016年3月期は増収・増益維持。

内装材のトップメーカー。今後は原油安による原材料価格の下落や民泊の拡大など追い風。PER、PBRからは割安。

大底圏で、2010年10月21日の121円を安値の基点とし2011年3月25日の206円を高値の基点とする三角保ち合いを形成。この中で煮詰まったところで2012年9月6日の143円を安値に上放れとなり、10月30日の150円を2番底に2013年5月22日の235円まで上昇しました。その後、上向きの先細三角形(B)の上昇となっていましたが、2014年10月16日の200円を安値に急角度の上昇となり2015年5月28日には348円の高値をつけました。ここから7月10日の291円まで押し目を入れて、もみあったあと11月12日の365円と高値更新後、押し目形成となっています。今年になって日経平均の急落につれ安し昨年の7月10日の291円の安値を切って1月21日に284円となりました。

東リ

 

4208 宇部興産 東証1部

10月30日決算発表。2016年3月期予想は増収・増益変わらず。

原材料価格低下で業績上方修正期待も。信用取り組みも1.9倍でリバウンド狙いも。

2009年8月26日の304円を高値とする長期下降トレンド(A)の中で、2012年7月24日の157円の安値をつけてもみあったあと、11月16日の166円を安値にアベノミクス相場にサポートされて2013年5月22日の241円まで上昇。ここから下落となって9月2日の173円まで下げたあと、2014年1月17日の239円まで戻すもののザラ場でのダブル天井となって再下落し10月17日には安値更新となりました。しかし、ここから上昇トレンド(B)に転じています。

宇部興産